都営集合住宅の建替事業。プロポーザル提案、基本構想から基本設計までを担当。
大径木は保存を図り、移植する場合、常緑高木は防風対策、落葉高木はｴﾝﾄﾗﾝｽの修景等に活用。
公園、貫通通路、駐車場の線形に意匠的なつながりを持たせ、一体的な景観の形成を目指した。
・沿道　　　　　
既存樹を保存活用し、住民の拠りどころとなる特徴的な地域景観の継承を図る。住棟のエントランス付近に大径木を配植し、緑陰が感じられる交流スペースを形成。
・公園
外周道路との段差に生じる法面を四季の変化を彩る植栽で修景し、緑量が感じられる広場とする。
サクラの列植により、将来的に既存のサクラ並木の更新を図り、名所性を継承する。

・東京都板橋区
・公営集合住宅
・0.20ha(第1期）/6.60ha(全体)
・竣工：2010.7